精神障害ってものは、実際理解されにくいもので。
障害に対して理解がなければ、その症状はすべて、気の持ちようで何とかなりそうなものだと、思われがちだと思う。
最近、会社の先輩方にカムアウトするきっかけがあり、(どの方にもすべては話していないが)ふと頭に浮かんだ、真っ当な考え。
理解されにくいことは十分承知の上で話しているので、あまり傷つくことは無いが、改めて実感してしまった。
カムアウトした相手により、話している部分が違う。傷つきたくないから。
ある人には睡眠障害のこと、眠剤のこと、そして神経症もちであることまで。
又、ある人には障害の詳しい内容は一切話さず、ある一つの症状のことのみ。
後者には、先日moekoが遅刻したときの理由を訊かれ、あまりにしつこかったので話した。
出かける準備まで出来上がり、しかし、出かける時間には立っていられないほどで倒れこみ、電話されるまで気づかなかったと。
相手は結構驚いていたようで、通院(心療内科とは言わなかったけれど)していることも伝えた。
そして言われたのが、そういう事情があるのなら、会社にもそれは伝えておかないと、ただただ反感を買うだけだと。
前者には睡眠障害だと告げたが、すぐには理解してもらえなかった。
moekoのこの状態が睡眠障害なら、自分の眠れないときも障害なのか?と、思ったようだ。
つまりそれは、障害なんかではなく皆そうなんだと否定された感を、感じた。
ま、その方は、ちょっとしてから、自分がいつもそうだということでは無いのに気づいてくれたので、救われたが。
他にもmoekoが眠剤を飲まなければ眠れないことを話している人はいるが、生活リズムの改善で何とかなると思っている人間は多い。
立っていられないほどで倒れこむ = 眠ってしまった、ということなのかもしれない。
けれども、それを気の持ちようなどでコントロールできているのならば、障害ではないだろうし、できるものならば自分もそうしたい。
それができないからこそ、薬に頼ったりしているわけだし、通院していることになるのだと自分では思っている。
もちろん、もし自分自身にこの障害が無かったら、他人からそれを話されても理解できていたとは思えないので、理解されなくて当然だと思っているつもり。
カムアウトしなくてはならない事態を作り出してしまったのだから、しょうがないのだが、できることならば、カムアウトせずに済むことをmoekoは願っていた。
最近立て続けにカムアウトしている自分自身にも驚いているのだが、今後、こういう事態はなるべく避けたいものである。